工学院大学名誉教授 横山修一先生によるダイポール製品説明解説動画
超電導磁石(3〜10T)を使って酸素を溶存させた超純水を往復運動させる実験では、図のように超純水の接触角(表面張力)が低下する結果が得られています。また、強力な永久磁石を用いた実験では、接触角が3°程度減少し、超電導磁石を使用した場合と同じように磁気処理効果(残留磁気、メモリ効果)を示すことが分かっています。
出典:科学研究費助成事業 研究成果報告書 2016年度
「水の磁気的相互作用による構造形成と物性変化」
代表研究者 尾関寿美男
高密度磁束活性水装置ダイポール、ビッグポールは水道の給水管に直結して、水道水を改質する水処理装置です。
水道水が高密度磁束活性水装置内を通過する際、装置内に組み込まれた複数個の永久磁石間を通過するたびに強力な磁気が照射され、その磁気エネルギーにより水の性質が改質されます。
純水および水溶液に磁場を照射した場合の性質の変化
※1]アモルファス合金ワイヤや磁性体薄膜などの高透磁率合金磁性体の磁気インピーダンス効果(1993年発見)を基礎に、パルス通電磁気インピーダンス効果をCMOS電子回路で実現した新原理の高感度マイクロ磁気センサ(1997年発明、MIセンサと称する)
※2]原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)は探針と試料に作用する原子間力を検出するタイプの顕微鏡
※3]イオン半径が小さく、水和圏の水を強く引きつけるため純水中よりも水分子の動きが遅くなる性質を持つ
※4]イオン半径が大きく、水はイオンの影響を受けると同時に水素ネットワークが切られる影響を受け、純水中よりも水分子の動きが早くなる性質をもつ
出典
一般的な水道水の給水管途中に活性水装置を設置しての実証実験の一例をご紹介します。
高密度磁束活性水装置ダイポールを水道水の給水管に設置することで、水道水の塩素臭や塩素の風味を軽減して飲みやすくなることを確認しました。
当社との受託研究において、ダイポール水効果でイネの収量が増加することを確認しました。一穂穎花数で108%、穂数で106%、一株あたりの精籾収量で117%の増加を示しました。
東京農業大学 世田谷キャンパス 網室にて
処理区 | 稈長 | 穂数 | 穂長 | 一穂穎 花数 |
稔実 歩合 |
精籾 百粒重(g) |
地上部 乾物重 |
精籾 収量/株(g) |
収量 kg/10a |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道水区 | 67.9 | 7.3 | 17.4 | 92.1 | 97.0% | 2.7 | 18.9 | 17.1 | 379.8 |
ダイポール水区 | 67.9 | 7.8 | 17.3 | 99.6 | 97.5% | 2.6 | 18.9 | 20.0 | 444.0 |
水道水区とダイポール水区でのイネの生育比較
横浜市経済局からの依頼により、ダイポール水で豚を飼育する実証実験を行いました。都市型養豚システムにおいて、ダイポール水効果で豚の成育促進に効果があることを確認しました。ダイポール水区の豚を出荷する時期がおよそ一カ月短縮することに成功しました。
横浜市内 都市型養豚システム施設にて
豚5頭ずつの平均体重の変化
当社デモンストレーション用の高密度磁束活性水装置をトイレの給水管に配置すると、排水管内の臭気が低減されることを確認しました。
(図7.11、図7.12)
東北文化学園大学内実験用トイレ
トイレの給水管に接続されたデモンストレーション用高密度磁束活性水装置
出典;福井啓太(2016),建物環境における水に起因する臭気の実態に関する研究,東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科生活環境情報専攻修士論文
注意)製品の特性上、使用する水道水によって結果に差異が生じることがございます。
最後に、当ホームページへの転載にご協力いただきました研究者の皆様に心より御礼申し上げます。